2016年8月26日金曜日

侵入奇胎治療 メソトレキセート+ロイコボリン救援 2クール目

1クール目も無事終わり、2クール目開始です。
2クール目はちょうどお盆休みとかぶっていたので、坊は半分以上は旦那さんと家で留守番してました。
主治医や看護師さんに、あら?一人なの?って言われました。
坊、まあまあうるさくしてるけど、先生達は待っててくれてるみたいよ?(笑)
1クール目終了して、特に副作用もなく、体調もよかったのですが、胸のあたりにブツブツができました。
もともと、ブツブツが出来やすくて、皮膚科で薬をもらっていたのですが、最近は収まっていたところ、かなりひどく赤く痒くなったので、一応主治医に報告。
副作用かどうかは分からないから、とりあえず皮膚科で出されていた薬と同じものを処方してもらいました。
胸元が真っ赤になるので、着る服を選ぶから治ってほしいんやけどなぁ。
投薬5日目、2クール目初日に採血した結果のhcgを教えてもらいました。
なんと、634!
やったー!初の3桁!!
1クール目の初日が2370だったので、思ったより下がってました。
わーいわーい!
このまま順調に下がっておくれ〜!
頻繁に通院して、抗がん剤治療しなければならないけれど、気持ちはかなり明るいのがここ最近の私。
山下弘子さんが書いた「雨上がりに咲く向日葵のように〜「余命半年」宣告の先を生きるということ〜」という本を読みました。
19歳にして肝臓がんが発覚し、余命半年を宣告されるも、今もがんと共生中の女性です。
義理の姉ががんの闘病をしていた2、3年前から何となく知っていたのですが、最近ツイッターで病状が悪化したにも関らず、治療を根性で続け、つい先日まで入院していたのにヨーロッパへ旅行に行ったりしているのをみて、もう少し詳しく知りたいな、と思って読んでみました。
山下さんはまだ元気(といっていいのかな?)だし、これはいわゆる闘病記ではありません。
ここまで前向きに私もなれる自信はありませんが、読んでいて、とても明るい気持ちになれる、勇気づけられる本でした。
山下さんはがんになったことで、山下さんの人生全てが、不幸になったわけではない。がん患者でもあるというのが自分のひとつのアイデンティティーにすぎないと言っています。
いや〜、強いですよね。
ちょうど私の10個下です。
がんになったことで、嫌でも死というものを考えさせられたとはいえ、強くてかっこいいです。
人生全てのことに理由があるから、自分ががんになってしまったことにも理由があるはずだ。そして、人生には無駄なことはない。と言って、自分の経験したことを講演などで話して、生きるんだったら、後悔のない1日1日を送って欲しい、前向きに楽しく過ごして欲しいというメッセージを送っているそうです。
私は、全てのことに意味があるとは思っていません。
意味があることももちろんあると思いますが、全部じゃないかな〜って。
意味のないことやくだらないものや時間が好きだからかもしれません。(どうせ太ってしまうおやつとかね。)
でも、私も人生無駄なことはない、と思っています。
というか、無駄にするかどうかは自分のその後の捉え方次第だと思っています。
なので、侵入奇胎になってしまったけど、この経験できっと、私は辛抱強くなれるし、ならなきゃいけないんだろうなって思っています。
まだまだ治療は終わっていませんが、その後の観察期間がまさに修行のように辛いんだろうなって思っているからです。
無駄にはしないぞ!っと今は思える程、心の余裕がある私です。
山下弘子さん、すごい人なので、これからもやんわりチェックしていきたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿