2016年9月17日土曜日

お医者さんはすげー

今通院している総合病院の主治医は産婦人科の部長さんです。
じいやから紹介状を書いてもって初めて会った時は、おお、女の人だ〜と嬉しかったのですが、診察はなんともさっぱりしたもので、少し冷たい印象でした。

それが、少し変わったのは、掻爬手術の為に入院した時。
朝の巡回?みたいなのに先生たちが来るのですが、
誰よりも早い時間に一人で早くやって来て、さくさくっと挨拶したかと思えば、
夜は遅くまでナースセンターで作業をされているのを見ました。
ああ、この先生はすごく真面目なんだろうな、と思ったんです。

でも、その後の週一の経過観察の時でも、やっぱり無駄な話はなく世間話などはなく、
やっぱりちょっとなんか話しづらい…と思っていたところ、
hcgの数値の下りが悪く、侵入奇胎の疑いがあると言われた時も一方的な話の進め方についていけず、泣いてしまうということもありました。

最近は隔週で毎日通院しているのと、坊と一緒に行っているおかげか、
先生も天気の話など世間話を少しだけですがしてくれるようになったのと、
私自身が、言葉少ない先生に慣れてきたので、
前は気軽に聞けなかった今後の治療法についてとか、不安なこととか聞けるようになりました。
治療が終わって、経過観察までずっと真面目なこの先生に診ていただきたいなと思える先生になっています。

で、hcgの数値は先生からプリントアウトされた紙を見せてもらっているのですが、
前回の結果次第では治療法変更になるかもしれなかった時の紙を家に持ち帰って見ていたら、右上にプリントアウトされた時刻が表示されていて、なんと前日の午後10時すぎでした。
おや!?と思い、今までの結果の紙を見返すと、いつもは診察時にプリントアウトしているようでした。
私は毎回朝一番の時間に予約しているので、必要ならばなるべく早く治療法を変える為に、治療法変更の資料作りをする為に夜遅くまで仕事してくださってたんだなあと、ありがたく思いました。
今回はhcgが下がっていたので、めでたく資料作りはなく、数値の確認だけだったとはいえ、です。
後日、いつもロイコボリンを注射してくださるHさんという看護師さんに、プリントアウトされた時刻を見て、先生は大変ですね、という話をしたら、その日は手術日だったので、手術の後作業をした後に次の日の患者さんの準備をしなきゃいけないから、そんな時間になることもあって、大変だと思うと言っていました。

ふと、お医者さんって、
超専門的技術職でありながら同時に接客業だし、
看護師さんなどに指示をださなきゃいけない管理職であり、手術をするプレイヤーでもある。
すげ〜!
改めてすごい、と思いました。
しかも、人の人生や、場合によっては命も左右する仕事。

すごいですよね、お医者さん。
給料高くて当たり前ですよね。
妙に納得しました。

私、自分のことで精一杯だったから分かってなかったけど、
先生も体調壊さないようにしてくださいね。
これからもよろしくお願いします。

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